先週お伝えした生協でのレジ袋有料化だが、学生からは様々な声が寄せられている。生協入り口に貼られた「ひとことカード」には、利用者の意見が多く書き込まれており、有料化を疑問視する声が少なくなかった。


 ひとことカードには、「勝手に決めないで欲しい」という意見もあり、有料化の告知はされていたものの、戸惑っている学生も多い。また、レジ袋代金の用途が不透明な事も、疑問を呼ぶ一因のようだ。
 これらの声に対して、生協側からの回答も掲出されている。今回のプロジェクトは、お金の徴収が目的ではなく、一人一人に環境や資源の枯渇について考えて貰うことが目的だと説明。説明不足で不快にさせた点の謝罪も見られた。
 現在、レジ袋有料化プロジェクトはまだ試行期間であり、本格導入には至っていない。2ヶ月ほどの試行期間を終えた後、プロジェクト全体に関した報告がなされる。レジ袋料金として預かった金銭についても、透明性を持たせ公表する考えだという。
 また、生協に貼られたレジ袋利用記録によると、利用率は先週末から増加傾向にあり、今週は先週に比べて全体的に高い利用率となった。