6月14日(土)より、SFCで冷房の稼動が開始される。また、SFCは2006年よりエネルギー消費原単位の年平均1%以上低減等を義務付けられた施設となっているため、省エネを心がけるよう呼びかけがなされている。


 2006年の省エネ法改正により、エネルギーを大量消費する工場および大規模建築物は、エネルギー消費原単位(注)について、数年間で毎年平均1%ずつの低減を図ることが義務づけられた。SFCもこの施設の1つとなったが、2007年度は目標の1%以上低減をクリアできなかった。
 このため2008年度は、冷房の温度を下げすぎない、未使用時の部屋の照明や空調を停止する、なるべくエレベータを使わず階段を使用する、などの省エネ対策が呼びかけられている。
 冷房の稼動期間は6月14日(土)-9月30日(火)となっており、6月2日からは準備期間として試運転が行われる。
(注)エネルギー消費原単位…施設のエネルギー消費と関係のある数値(延床面積や世帯数等)当たりのエネルギー使用量。エネルギー消費効率を比較するための単位。