5月31日(月)、神宮球場行われた慶早戦第3戦で、義塾野球部は優勝を果たした。優勝は2004年秋以来、春季リーグ優勝は1997年以来13年ぶり。31日は大規模なパレードが行われ、SFCでも生協で特売が実施されるなど、塾内は優勝に沸いている。


 今回は2005年春以来のリーグ優勝をかけた慶早戦であった。3試合で延べ9万4000人の観衆が神宮球場に押し寄せ、2005年春の延べ8万7000人を上回った。義塾野球部が勝利を決めた31日(月)、ある渋谷の居酒屋の前では、勝利に歓喜した塾生が集って応援歌、若き血を熱唱していた。
 試合後には優勝パレードが行われ、17:30に神宮を出発、2時間余りで三田に向かった。パレード後は優勝祝賀会も合わせて行われた。

今回の優勝を受け、SFC生協では1日(火)から4日(金)にかけ「六大学野球優勝おめでとうセール」が開催された。書籍は15%OFF、ドリンク・お菓子類は特価で販売。食堂では牛タンカレーが150円で売られ、牛タンカレーは連日売り切れ、売り切れ後は通常のカレーが150円で販売される盛況ぶりだった。

SFC慶早戦応援授業を担当する義塾体育会副理事、佐々木三男環境情報学部教授は、「江藤新監督の工夫が実を結んだ。今回の優勝は偶然ではない」と江藤新監督を称賛。「塾内に明るい雰囲気を生み出すと思う」と優勝による義塾の活性化を期待した。また「体育会の部の主力は、SFC生が多い。授業で一緒になったら、是非声をかけてあげて欲しい。今回の優勝がきっかけで、体育会の学生と一般の学生との交流がより活発になって欲しい」とコメントした。