畑サークル八百藤の管理する畑の周辺で、異変が起きている。従来から度々発生していた野生動物の被害だけでなく、ゴミ問題等、近隣を通行するSFC生が原因と見られる事例も多い。SFC CLIP編集部がその現状を取材した。


 八百藤の畑は、グラウンド側からSFCを出て道を渡った場所にある。周囲にも多くの畑がある中、その一画で様々な作物を栽培している。取材時、畑にはジャガイモやブロッコリーを始めとした野菜、イチゴ等の果物も栽培されていた。
 遠藤の場所柄、野生動物による作物の被害も多くあるそうだ。しかし最近では、野生動物によるものとは考えにくい被害も発生している。
 21日(月)にはイチゴの実がなくなっているのが判明した。野生動物による被害の場合は、実がかじられるような被害が多い。しかし、今回の被害では、実だけがきれいに無くなっていたという。人間の手によってもぎ取られた可能性も考えられる。

野生動物による被害 野生動物による被害

実だけが無くなったイチゴ 実だけが無くなったイチゴ

また、問題は畑だけではないそうだ。畑に面する道でもゴミの散乱が目につく。八百藤では畑仕事の行き帰りに道のゴミを回収することもあるが、取材した際にもゴミが散乱していた。

道端に散乱したゴミ

八百藤の代表、水谷伊織さん(環2)はSFC CLIP編集部の取材に対して「畑の周りには駐車場もあり、それを利用するSFC生の通行も多いと思う。畑の周囲は地元の方々も利用するし、通行の際はマナーを守ってほしい。」と話した。