14日(土)14:45よりΩ11教室にて、加藤貴昭環境情報学部准教授らが担当する授業「身体論」の一環として、将棋棋士の羽生善治氏が特別講演を行う。なお、履修者以外の聴講も可能だ。


 授業「身体論」は、身体について多くの研究分野からアプローチする授業である。スポーツ、精神分析、認知科学、デザイン、文化・歴史といった、様々な論考・理論において、身体がどのように位置づけられてきたのか、そして位置づけられるのかを考察する。加藤准教授や國枝孝弘総合政策学部教授、仰木裕嗣政策・メディア研究科准教授らがオムニバス形式で授業を行なっている。



 14日(土)は4限に「身体論」の補講が設定されており、この時間に羽生善治氏による特別講演が行われる。時間は14:45から、場所はΩ11教室となっている。なお、身体論の補講であるが、履修者以外も聴講することができる。ただし人数が多い場合は入場制限がかかる可能性があるとのことなので、聴講希望者は早めに向かってほしい。


【羽生善治氏・略歴】


1970年埼玉県出身。85年、15歳の若さでプロに昇格し、史上3人目の中学生棋士となる。89年竜王のタイトルを獲得し、以来様々なタイトルを獲得。96年には史上始めて将棋の主要7タイトル(名人・棋聖・王位・王座・竜王・王将・棋王)を総なめにし、七冠達成。現在までにその主要タイトルに通算81期在位し、歴代単独1位である。現在は棋聖・王位の2冠。盤面と相手の表情を同時に見る「羽生にらみ」と呼ばれるしぐさが特徴的。