6日(月)-12日(日)、有明テニスの森公園にて、平成25年度関東学生テニストーナメント大会が開催された。この大会に、義塾庭球部の池田玲選手(環2)、西本恵選手(総2)が女子ダブルスに出場し、見事優勝を収めた。


 去年は準優勝に終わり、今年こそ優勝を狙いたい庭球部。第3試合の亜細亜大学との試合ではファイナルセットまで続く苦戦を強いられたものの、その他、決勝以外の試合は2セット先取で勝利。いい流れで決勝に進む。
 決勝の相手は、早稲田大学(以下、早稲田)の長谷川茉莉・吉富愛子ペア。決勝戦にはこの上ない好敵手との試合になった。
 第1セットは早稲田ペースで始まる。1-3でリードを許すものの、徐々に池田・西本ペアの調子が上がって行く。流れに乗った2人はこの後、相手にポイントを許すことなく逆転。第1セットをものにする。
 ところが、第2セット、体制を立て直した早稲田が再び池田・西本ペアを襲う。5ポイントを奪われ、マッチポイントとされてしまう。試合は完全に早稲田ペースと思われたが、土壇場で義塾が試合をひっくり返す。連続で5ポイントを奪い、またタイブレークも2回マッチポイントにするシーソーゲームを繰り広げる。結局第2セットは奪われてしまったが、2人の勢いは衰えていなかった。
 第3セット、序盤から池田・西本ペアが流れをつかむと、それ以降、相手からほとんどポイントを与えることなく、試合を動かす。このまま6ポイントを奪い、試合終了。悲願のトーナメント優勝を果たした。
 去年の関東学生トーナメント準優勝から、昨季の関東学生選手権優勝、そして今年、ついにトーナメント優勝を果たした。着々と成長している池田・西本ペア。1週間後に控えている早慶対抗庭球試合での活躍にも期待が集まる。
 早慶対抗庭球試合は18日(土)、9:00から早稲田大学東伏見テニスコートで行われる。早稲田に連勝できるよう、応援しよう。