3日(水)、教職員会議にて総合政策学部長選挙が行われ、國領二郎総合政策学部長の後任として河添健総合政策学部教授が選出された。4日(水)より、総合政策学部長に就任した。

異例の”理系”総合政策学部長、SFC中・高・大のトップに


 今回総合政策部学部長に当選した河添教授は、数理と社会など数学系の授業を担当している理学博士。慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部部長も務めており、今後も兼任するという。

 SFC CLIP編集部は今回、総合政策学部長就任に際して河添教授にメールにてコメントを求めた。しかし、総務を通じてのみ取材に応じるとのことで、現在問い合わせを行っている。

【河添健(かわぞえ たけし)氏】
 1954年、東京生まれ。1977年、慶應義塾大学工学部卒業。1979年、同大学大学院工学研究科数理工学専攻修士課程修了。1982年、同大学大学院工学研究科数理工学専攻博士課程単位取得退学。理学博士 (東京大学、1985年)。専門は、Lie群上の調和解析、フーリエ解析、ウェーブレット解析。

村井学部長、徳田政・メ委員長は続投


 また、次期環境情報学部長、政策・メディア研究科委員長選挙も行われ、村井純環境情報学部長と徳田英幸政策・メディア研究科委員長がそれぞれ当選した。9月いっぱいまでの任期が終わった後も、10月1日から、2年間続投することとなる。
 村井学部長は、4日(木)の環境情報学の創造の講義で「自分に自信を持って、自分のやりたいことをやってください。そうすれば、我々が力を合わせた時には、それがきっと大きな力となることでしょう。私は、教授としても学部長としても先輩としても、皆さんから学ぶことばかりです。これからもどうぞよろしくお願いします」と語った。