メディアセンター内に様々な作品が展示されているのをご存じだろうか。9日(月)-25日(水)の期間中、メディアセンター1階のラウンジ及びオープンエリアで実施している「it/One Plus」の展示の一部だ。


 「it/One Plus」では、SFC生の個人作品を展示している。「学生同士の交流の場」となることを目的として、絵画や学外での活動の紹介など、学生個人に焦点を当てた作品が並べられている。

 この企画は、メディアセンター2階のMMLS内で行われる企画展示、「Media Center Jack」を運営しているメディアセンターフレンズによって実現された。


it-1オープンエリアで展示されている作品



 企画を提案した責任者の木村優作さん(環4)は、「今までも研究会イベントがメディアセンターで行われていたのですが、それがあまり学生同士の交流の場として活用されていませんでした。以前から、メディアセンターを通じた学生同士の交流の場をつくりたいと考えていたこともあって、今回の「it/One Plus」の企画を提案しました」と話す。

 「まだ開催して数日しか経っていないため、具体的な反響や学生間のコラボレーションが生まれたかどうかについては不確かですが、多くの方に足を運んでいただいており、とても嬉しく思います」と語った。


it-2ラウンジ内の様子



 作品の出展者や選考については、メディアセンターフレンズの学生による推薦であるという。「前に提案した時は、継続性についての問題があがり実現に至らなかったことがありました」

 「今回は、メディアセンター内にある設備や機材を利用して運営をするなどして、実現をさせました。引き続き規模を拡大していき、学生がここに展示されることを目標にしてもらえるような場になればと思います」と、木村さんは意気込んだ。


it-3ラウンジ内で展示されている作品と木村さん



 なお、次回開催は、来学期以降に予定している。今後は、作品を一般公募する予定だ。既に展示を希望している人もいるという。

 新たなコラボレーションを生み出すべく、いま取り組んでいる自分の活動や作品を出展してみてはどうだろうか。