7日(金)-10日(月)にかけて行われたソチオリンピック・フィギュアスケート団体戦に高橋成美選手(総2)がペア部門で出場し、チームに貢献した。日本は、メダルには手が届かなかったものの5位に入賞。ペア結成からわずか1年での、オリンピック初出場だった。


 フィギュアスケート団体戦は、今大会から採用された国別対抗の種目で、男子・女子シングルス、ペア部門、アイスダンス部門から構成されている。予選にあたるショートプログラムで種目ごとの順位に応じて点数が与えられ、合計点数上位5カ国が決勝のフリースケーティングに進むことができる。

 決勝でも、フリースケーティングの合計得点に応じて種目ごとの順位と点数が与えられる。最終的には、4種目の合計点数が高い順に総合順位が決められる。



 高橋選手は木原龍一選手(中京大)とペアを組み団体戦に出場。ショートプログラムでは46.56点で8位。決勝のフリースケーティングに進出したものの、結果は86.33点で5位となった。

 他の3種目と合わせて、日本は結果的に5位に終わった。



 義塾出身のフィギュアスケート選手としてオリンピックに出場したのは、1980年レイクプラシッド大会に出場した五十嵐文男さん以来で、入賞は初。今後のさらなる活躍に期待がかかる。