8日(土)・9日(日)、第25回秋祭にてミス・ミスター慶應SFCコンテストが行われた。投票の結果、ミスSFCにはエントリーNo.4の橘川愛美さん(総4)、ミスターSFCにはエントリーNo.1の菅藤佑太さん(総2)が選ばれた。

また、準ミスSFCにはエントリーNo.5の田上瑛莉香さん(総2)、準ミスターSFCにはエントリーNo.5の石井晃太郎さん(環2)が選出された。

SFC CLIP編集部では、コンテストの様子に加え、グランプリのお二人へのインタビューを、写真を交えてお届けする。

1日目 和やかな雰囲気のPRステージ

秋祭1日目、来場者で賑わいを見せ始めた13時頃。野外の第1ステージにミス・ミスターSFC候補者たちが登場し、PRステージが催された。時折小雨に見舞われたものの、ステージには人だかりができにぎわいを見せていた。

1日目のPRステージの模様

1日目のPRステージの模様

今年のPRステージの企画は「七夕祭で発表した各自の特技を、互いに交換して披露する」というもの。和気あいあいとした雰囲気のなか、マジックから始まり、書道、腕立て伏せ、ダンスなど、多様なパフォーマンスが行われた。

今年はミス、ミスターの候補者が一緒に行う企画もあった。ミスター候補者の石井さんと、ミスSFCエントリーNo.2の野村青未さん(環2)がディズニーソングを歌いステージを盛り上げた。

ミスター候補者どうしのセッションも

ミスター候補者どうしのセッションも

最後は、ミスターSFCエントリーNo.2の秋田勇魚さん(環4)のギターと、ミスター候補者の菅藤さんのボーカルでスピッツの「チェリー」を披露。PRステージを締めくくった。

2日目θ館 グランプリに輝いたのは

秋祭2日目、キャンパスの熱気が冷めやらぬ夕方、θ館にてコンテストの結果発表が行われた。多くの観客が見守るなか、候補者たちが緊張の面持ちで登場する。タキシードをまとったミスター候補者たち、ウエディングドレスで着飾ったミス候補者たちは、会場の大きな拍手に迎えられながら、ペアを組んで壇上に上がった。

ミス・ミスター候補者が一人ずつ、観客に最後のメッセージを述べる。ステージ上で、感極まり涙ぐむミス候補者もいた。

会場は投票の時間に移る。投票を集計する間、ミスSFC各候補者のショートビデオがスクリーンに映される。高校や公園、海岸など、思い思いの場所で撮影され、ミス候補者それぞれの個性がにじみ出たショートビデオに、観客は大いに見入っていた。

各賞の発表の時間となり、準ミスターSFCに石井さん、準ミスSFCに田上さんが選出された。

左から、準ミスSFCの田上さん、準ミスターSFCの石井さん

左から、準ミスSFCの田上さん、準ミスターSFCの石井さん

会場が開いてから約1時間、ついに、グランプリ発表のときを迎える。緊張のなか、ミスターSFCとして菅藤さん、そして、ミスSFCとして橘川さんの名前が会場に伝えられる。

左から、グランプリに輝いた橘川さん、菅藤さん

左から、グランプリに輝いた橘川さん、菅藤さん

ミスターSFCに選ばれた菅藤さんには、トロフィーと副賞のチケットが手渡された。司会者から一言求められた菅藤さんは「本当にうれしいです、(スポンサー賞の賞品をずっと持っていたのと、緊張で)すごく手がしびれています。ペアのチケットは、(コンテストに応募するきっかけとなった)先輩と行こうと思います」と、ユーモアを交えつつ受賞の喜びを述べた。

堂々とした表情の菅藤さん

堂々とした表情の菅藤さん

ミスSFCに輝いた橘川さんには、副賞とともにティアラが授けられた。橘川さんは、ときおり涙ぐみながら「本当に嬉しく思っております。この会場に来てくださったみなさまに感謝しています。中高の同級生からの応援、サークルの同期や後輩、先輩、芸能界にデビューしたんじゃないかと思うくらい協力的になってくれたお母さん、お父さん。三田キャンパスから来てくれた友だちだったり、塾の生徒だったりと、たくさんの方から応援していただいて本当に嬉しく思っております。本当にありがとうございました」と感謝を述べた。

ティアラを授けられる橘川さん

ティアラを授けられる橘川さん

受賞直後のミス・ミスターSFCへのインタビュー!

θ館でのフィナーレの後、ミスSFCの橘川さんと、ミスターSFCの菅藤さんは、SFC CLIP編集部のインタビューに応じてくれた。

— 受賞おめでとうございます。グランプリとなった今のお気持ちをお聞かせください。

菅藤さん:

秋祭前日のリハーサルから時が進んでいる感じがしなくて、熱冷めやらぬといった感じですね。まだ全然実感が湧かないですし、「ミスターか」という気持ちです。

橘川さん:

私も、ほんとうにリハーサルの延長のように感じられました。何度もやったリハーサルに、今回はたまたまお客さんがいらっしゃったような…。夢のようですね。

— 今のお気持ちを誰に一番伝えたいですか?

菅藤さん:

僕の場合は、もう結構伝わっちゃってる感じがするんですよね、会場やTwitterとかで(笑)。両親も全然知らなかったし、(ミスターコンに出るきっかけとなった)応募してくれた先輩はステージの最前列にいましたし。

強いて伝えるなら、研究室でお世話になっている村井純先生に、サプライズで伝えたいです。

橘川さん:

ベタなんですけど、母親には一番早く伝えたいなと思います。ステージは母も見てくれていたんですが、母はこの3ヶ月間、Twitterのことだったり、服装だったり立ち振舞いだったりと、小さなことまで熱心に、真摯に私にアドバイスしてくれました。最初から最後まで私のことを考えてくれた母に、今の気持ちを伝えたいですね。

— 期間中で印象に残っていることはありますか?

菅藤さん:

一番印象に残っているのは、(6月に行われた)最初の撮影のときですね。同じミスター候補者の石井くんと仲良くさせてもらっていたんですが、その石井くんと初めて知り合ったのが、その撮影のときだったんです。夏休みの帰省中に地元でご飯に行ったこともありました。そんな中で「一緒に頑張ろうな」という話もしていて、最終的に僕と石井くんで、グランプリと準グランプリになることができました。

そうして仲良くなるきっかけになったので、最初の撮影があってよかったな、と思っています。

橘川さん:

七夕祭のときが初めてのお披露目で、話す内容などを事前に何十回も練習していたんですけど、ステージに立ったときに手が震えたのはよく覚えていますね。

練習した分だけ緊張しないと思っていたんですけど、(ステージに上がってみて)人前に立つのって緊張するんだなと実感しました。菅藤くんの効果もあって、すごい人が集まっていたので、そのときのことはよく覚えています。

— 橘川さんは、受賞直後にサークルの人たちの応援に言及されていましたね。周りの人たちからの応援はどのように受け止めましたか。

橘川さん:

サークルでは「ミスコンでてるよ」みたいにいじられる感じで、当日来てくれるとは思っていませんでした。ましてや「投票してください」とも絶対言えないように感じていました。でも、θ館のフィナーレでは予想以上にサークルのみんなが来てくれたうえに、私の名前を呼んでくれて、嬉しかったです。

— 菅藤さんはいかがですか?

菅藤さん:

自分は1年の春学期から村井研究会に所属しているんですが、頻繁に残留することもあり研究会メンバーとの結託は強いんです。そのこともあって、θ館のステージでは村井研のメンバーが盛り上げてくれました。

— 今だから話せるエピソードがあれば教えてください。

菅藤さん:

橘川さんをはじめ、候補者のみんなと仲良くなれたことですね。コンテストって順位もつく勝負だから、もう少しギスギスしたりするのかなと思っていたんです。だから、みんなでご飯に行ったり、遊びに行ったりして、ミス・ミスターのメンバーでこんなに仲良くなれたことに驚いています。案外みんなといい雰囲気で進められたのはよかったなと、今でも思っています。

— 橘川さんはほかの候補者の方とはいかがでしたか?

橘川さん:

菅藤さんの話を聞いていて思い出したんですけど、七夕祭と秋祭で、全然雰囲気が違ったものになったと感じています。ステージでやったことはほとんど同じなんですけど、七夕祭のときはすごくみんな固かったし、初めてで緊張していたんです。拍手にもぎこちなさが残っていたように覚えています。

秋祭のときは、文字通りみんなの距離が縮まって、ちょっといじってくれたり、リハーサルのときも変なテンションで盛り上げてくれたり、候補者同士がいちばん笑ってたりで。3ヶ月間かけて、少しずつ打ち解けて、いい雰囲気が作れていって良かったなと思います。

— コンテストを終えた今、次に取り組みたいことはありますか?

菅藤さん:

(先輩の応募だったこともあり)もともとはコンテストに出ようと思って出たわけではなかったんですが、ミスターコンに出ると決まってからは、後に響くというか、後にも続くような活動をしようということを、自分のなかで一番考えていました。

今までよりもちょっとは知ってくれてる人が増えました。「例えば既存の規則に縛られない取り組みをするっていうのは、こんなにも人に影響を与えられるんだ、面白いんだ」っていうことを、全国のみなさんに知ってもらえるように活動していきたいですね。

橘川さん:

将来何をしたいかということを考えてミスコンに出る人もいると思うんですけど、私は就活が終わってから出場したので、そうじゃなかったんですね。そういった人たちと比べたら、ミスコンの過程は完璧なものではなかったかもしれません。

でも「完璧ではなくても、自分にできる小さなことを続ける」という積み重ねは大事だし、人に伝わるものがあると思うんですね。ミスコンでは、そういった積み重ねが、(身近な人だけじゃなくて)知らない人に対しても伝わるっていうことを学ぶことができました。

来年からは私は社会人として働くことになるんですけど、社会人としてもそういったことは忘れずに精進していきたいですね。

— ありがとうございました!

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