ミス慶應ファイナリストインタビュー第6弾、フィナーレを飾るのは、エントリーNo.6 西村萌さん(法2)です。人が大好きで、容姿だけではなく内面まで輝く西村さん。趣味から自らの人生哲学まで、表情豊かに語ってくれました。

西村さん1


— なぜミスコンに参加されたのですか?

私は、人との出会いを大切にすることを日々心掛けています。出会いってとても不思議なもので、一つひとつが奇跡なんです。だから、人との出会いを大切にして生きていれば、幸せを掴めるんじゃないかと思っています。

 ミスコンという自分にとって新しい挑戦をすることで、多くの人に出会い、いろんな機会をもてると考えました。出会いや機会を通じて、新しい自分に成長したいと思ったんです。

 また、女優やモデルの仕事に憧れています。もし本格的にその道に進むとしたら、ミスコンが1つのステップになればいいな、と思ってエントリーしました。


— 人との出会いを大切にされているのですね。それはどうしてですか?

特別なきっかけがあったわけではありませんが、単純に人が好きなんです。話すことも好きで、人と話している時が一番幸せです。

 また、親戚が多かったため、小さい頃からたくさんの人に可愛がってもらいながら育ちました。多くの人に支えられたからこそ、人との出会いを大切にするようになったのかなと思います。


— 人の心を開くのが得意だと聞きましたが、何かコツはありますか? 私はすごく難しいなと思っているので。

確かに人の心を開くのは難しいですよね。私は性善説を信じていて、出会う人は基本的に皆「良い人」だと思っています。

 例えば、誰かとケンカをして「嫌い」と言われてしまった子がいても、その子のことを「好き」と言ってくれる親友もいるわけじゃないですか。どんな人間でも、その人のことを良い人だと思う人が必ずいます。だから、実は「悪い人」なんていないんじゃないでしょうか。どんな人でも、必ず良いところを持っているのです。

 そう信じているので、すぐに人を信頼し、自分のことをなんでも打ち明けてしまうんです。自分が恥ずかしいと思うことでも包み隠さず話していくうちに、自然と相手も色々なことを話してくれます。だから、テクニックとして人の心を開くのがうまいというよりは、性格的に人との信頼関係を築くのが得意なんだと思います。人の心を開くためには、まずは自分の心を開いていきましょう。


— 趣味で詩を書くそうですね。どういうことを書くのですか?

私、「Mr.Children」のボーカルの桜井和寿さんが書く歌詞が大好きなんです。詩といえるほどのものではありませんが、桜井さんの歌詞を聴きながら胸に浮かんだことをノートに書いてみたりしています。

 感受性は豊かな方だと思います。例えば、友人にうれしいことや辛いことがあったりすると、自分のことのように喜んだり一緒に泣いたりします。最近は、韓国で起こった旅客船転覆・沈没事故(4月16日)のニュースでご遺族の方が嘆いているのを目にして、家で号泣してしまいました。


西村さん2


— 勉強の話も聞きましょう。なぜ法学部を志望されたのですか?

現在も参加しているネパールでのボランティア活動に興味を持ったことがきっかけです。ボランティアをするにあたって「なぜその国が貧しいのか」を考えた際、現地の法律がしっかり整えられていないことが大きな理由なのではないかと感じ、法律に関心を持つようになりました。


— 「朝まで生テレビ!」などの討論番組がお好きなようですが、討論にも興味があるのですか?

人と議論することは好きです。父が新聞記者で、いろいろと変わった経験をしているんですよ。例えば、村山内閣(村山富市内閣・1994-1996年)のとき、北朝鮮訪問に同行した経験があったり。幼い頃から父の話を聞くのが大好きで、私自身も新聞に毎日目を通し、ニュースに関心を持って育ちました。だから、ニュースを見ていて、いろんな思いを抱きます。

 根っからのおしゃべり好きなこともあり、自分の考えたことをすぐに人に話します。父に話すとさらに詳しいことを教えてくれるので「なるほど!」と思わされます。そんなことを繰り返しているうちに、議論することが好きになっていました。人の意見を聞いて、でも私はこう思うな、と考えるのがすごく楽しいです。


— なるほど。西村さんは上昇志向が強い印象を受けます。理想の女性像はありますか?

人から愛される人間になりたい、というのが私がずっと掲げている目標です。

 小学生の頃に先生に言われて、今でも大切にしている言葉があります。「友達を選ぶ権利は一人ひとりにある。だから仲良くしたい子と仲良くすればいいし、仲良くしたくないんだったら別にしなくてもいい。でも、みんなに同じ権利があるってことは友達にもあなたを選ぶ権利がある。だからあなたが選ばれるかもあなた次第。人から選んでもらえるような人になりなさい」という言葉です。その先生に言われてからずっと頭に残っています。

 私も、みんなが仲良くしたいと思ってくれるような人間になりたいと思っています。それが、私の目標です。


— 容姿だけでなく、内面もとても素敵ですね。

ありがとうございます。私が人と勝負したいと思うのは、外見の美しさではありません。「この子を応援したい」、「西村萌っていう人間が好きだからこの子が優勝する姿が見たい」、と思ってもらえる人間になりたいんです。

 だから、もっとブログやTwitterを通して、「私はこういう人間なんだ!」ということをアピールして、多くの人を自らの人間力で惹き付けられる人になりたいと思っています。


西村さん3



 お話好きということもあって、終始楽しそうにいろんなエピソードを交えて語ってくださいました。西村さんの人間力に魅了されること間違いなしです。

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 全6回に渡ってお届けしたミス慶應ファイナリストインタビュー、いかがでしたでしょうか? 夏の蒸し暑さを吹き飛ばす爽やかなファイナリストたち6人の活躍は見逃せません。ミス慶応コンテスト2014はまだ始まったばかりです。秋の三田祭まで彼女たちがどのような成長を魅せてくれるのか、楽しみです!