SFC CLIP初の海外進出企画として、8月12日~17日までロサンゼルスで開かれた世界最大のコンピューターグラフィックスの展示会「SIGGRAPH2001」 のレポートを、今週から5回に渡って連載します。


 第1回は、SIGGRAPHのEmergence Technology(新興技術)のブースに出展した小檜山研究室の”Micro Archiving Project(MAP)”の話題を中心にお届けします。
 19世紀の書斎をイメージしたブースは連日大盛況で、展示時間の朝9時~夕方6時まで、スタッフは次々に押し寄せる見学者の対応に大忙しでした。 
 
 今回の出展について、学生リーダーの齋藤達也さん(環境情報学部4年)にお話を伺うことができました。  
評判はいかがですか?
(齋藤)リピーターの方が大変多いのに驚いています。中には友人を連れて5回も来てくださった方がいらっしゃいました。
何か苦労なさっている点はありますか?
(齋藤)一日中英語で説明しなければならないので大変です。アメリカ人はもちろん韓国の女性の方なども熱心に聞いていってくださいました。
今後の展望などありましたらお聞かせください。
(齋藤)今回の出展で、映画関係者の方や、美術館の方、アメリカの大学の方など多方面から興味を持っていただいたので、今後はそれをし、ビジネスやコンテンツの面を視野に入れて、さらに研究を発展させて行きたいと思っています。