7月6日(土)の七夕祭にて、総合政策学部客員教授の竹中平蔵経済財政政策担当大臣が講演を行なうことが明らかになった。この講義は、SFC教授陣の依頼によって実現したもので、「総合政策と政策現場」という演題で、2時限の時間帯(11:10-12:40)、シータ館にて行なわれる。


 講義の主催者の一人である小島朋之・総合政策学部長は、SFC CLIPの取材  に対し、「SFCの理念は『問題の発見と解決』であり、その基本動作をさまざまな問題の現場での実践を通じて学ぶことをめざしています。その意味で、慶應義塾の『実学』の精神をもっとも体現しているのが経済財政担当大臣である竹中先生です。」と述べ、「『実学』としての総合政策学の有り様を、竹中先生の特別講義を通じて、ぜひ学んで下さい。」と、SFC生へのメッセ ージを寄せた。
 《プロフィール紹介》
 【竹中平蔵(たけなか・へいぞう)氏】
  1951年、和歌山市生まれ。一橋大経済学部卒。日本開発銀行(現:日本政策投資銀行)を経て、89年に米国・ハーバード大客員准教授。90年から塾総合政策学部助教授、96年に同教授。98年「経済戦略会議」(小渕首相諮問機関)メンバー、2000年「IT戦略会議」(森首相諮問機関)メンバー、2001年「IT戦略本部」メンバーを経て、同年、経済財政政策担当大臣。著書に、「早い者が勝つ経済」(PHP)「経世済民~経済戦略会議の180日」(ダイヤモンド社)  「経済ってそういうことだったのか会議」(佐藤雅彦環境情報学部教授との共著、日本経済新聞社)など多数。51歳。