10日(土)、高橋恭子研究室が藤沢市商工会議所(藤沢市藤沢)で「湘南市民ディレクター講座」を開催した。
 高橋研究室では、「市民メディア」などに関する国内外の調査研究のほか、湘南をモデル地域にして、ブロードバンド時代における「高校生から高齢者まで市民が創る映像でまちづくり」などの活動を行っている。


 今回の講座は、映像を作る楽しさを地域の人に知ってもらうことを目的に開催されたもので、高校生から高齢者のほか障害者まで22人が参加した。
 講座では、熊本で市民メディアの実践活動を行っている岸本晃氏などを講師に、実際にDVカメラで街を撮影するといったワークショップや上映会が行われた。参加者の1人は「人数の点で少し寂しかったですが、カメラを持って街を撮る、という面白さを教えてもらったことは良かった」と講座の感想  を語った。
 この講座の広報担当で、高橋研究室の鳥海希世子さん(環3)は「今後につながる出会いの多い一日だったと思います。」と、今後への期待を語った。
 今後、高橋研究室では、ケーブルテレビ局のJCOM湘南やテレビ神奈川(TVK)と連携しながら、2003年4月の湘南市民テレビ局開局を目指して、地域住民とともに活動を行っていきたいとしている。