来年の4月に行われる統一地方選挙の神奈川県議会議員選挙に民主党公認候補として総合政策学部3年生の佐藤知一氏が出馬することが明らかになった。佐藤氏は平成11年に厚木市議会議員選挙に出馬するも落選している。佐藤氏はSFC CLIPの取材に対し、「前回の選挙に落選して、政策を学ぶためにSFCに入学した。SFCで学んだ政策を県政に生かしたいと思っている。昨年の8月から毎朝駅前に立ち、市民に自分の考えを訴えることもしてきた。今度の選挙がそれらの集大成となる。もし、当選すると、大学4年生で議員となるので、SFC生と一緒に政策を作っていこうと考えている」とコメントを寄せた。


 また、佐藤氏は選挙時のボランティア、ポスター、イラスト作成者の募集も行っている。
 また、元政策・メディア研究科特別研究助手・折田明子氏は、次期衆議院議員選挙で、神奈川新8区公認候補として擁立されることが決定したと、民主党神奈川県連による発表があった。
【佐藤知一(さとう・ともかず)氏】
 1970年厚木市生まれ。高校卒業後、ニュージーランドへ渡航し、少林寺拳法指導員として1年半過ごし、調理師 (板前さん)となり10年間を過ごす。厚木市議会議員選挙に出馬、2000年総合政策学部入学。2000年度SFCAWARD受賞、スリランカにおけるNGO活動(学校設立、運営)で2001年度塾長奨励賞受賞。
【折田明子(おりた・あきこ)氏】
 1975年4月25日生まれ。1994年、総合政策学部に入学。2000年、政策・メディ
ア研究科修士課程修了。SFC研究所訪問研究員を経て政策・メディア研究科特別助手。2000年、政府のIT戦略本部委員を務める村井純・環境情報学部教授の随行
員として、e-Japan戦略策定に関わる。
 10月27日(日)に投開票された、神奈川8区衆院補欠選挙で民主党候補として出馬したが、落選。