2日(水)13:00より、総合政策・環境情報両学部長および政策・メディア研究科委員長選挙が行われた。選出されたのは、総合政策学部長に小島朋之氏、環境情報学部長に熊坂賢次氏、政策・メディア研究科委員長に徳田英幸氏。それぞれ前回の選挙に続き再選となる。


 立候補から投票まで1ヶ月以上にわたる今回の選挙の中では、各候補者がSFC運営についての見解を述べるパネル討論の機会があったが、その様子を学生に対し中継や取材を通じて公開しようとの動きが、一部の学生によって行われていたもよう。
 学部長・委員長の任期は2年。投票後行われた合同教員会議において選挙結果が承認されたが、正式就任は後日、塾長からの任命がおりてからとなる。
 各当選者のプロフィールは下記の通り。  
各当選者プロフィール
 【小島朋之(こじま・ともゆき)氏】<次期総合政策学部学部長>
 1943年、広島県生まれ。塾大学法学部政治学科卒、塾大学大学院法学研究科博士課程修了。在中国日本国大使館専門調査員などを経て、82年に京都産業大
学教授、91年から塾大学総合政策学部教授。2001年度以降は総合政策学部学部長を務める。専門は現代中国論など。著書に「中国の政治社会:富強大国への模索」(芦書房)など。
 【熊坂賢次(くまさか・けんじ)氏】<次期環境情報学部学部長>
 1947年、東京都生まれ。早大政治経済学部卒、塾大学大学院社会学研究科博士課程。94年から、塾大学環境情報学部教授。2001年以降は環境情報学部学部長を務める。専門はライフスケープ論など。著書に「インフォスケープ」(有澤誠氏・金安岩男氏との共著、ジャストシステム)など。
 【徳田英幸(とくだ・ひでゆき)氏】<次期政策・メディア研究科委員長>
 1952年生まれ。75年に塾大学工学部管理工学科を卒業。同大学院工学研究科修士課程、ウォータールー大学大学院博士課程、カーネギーメロン大学計算機科学科Senior Research Computer Scientist を経て、塾環境情報学部教授兼政策・メディア研究科委員に。2001年以降は政策・メディア研究科委員長を務める。専門は計算機科学、分散システムなど。著作には「ディジタルメディア革命」(共著、慶応義塾大学出版会)などがある。