NTTドコモは1日(木)、「モバイル社会研究所」を設立した。この研究所は、携帯電話の利便性などに加え、迷惑メールやデジタル万引き、車内マナーなどの悪用や迷惑行為といった"影"の部分も研究することで、携帯電話が社会・文化に与える影響を明らかにしていこうというもの。


 その理事会のメンバーの一人として、徳田英幸環境情報学部教授が参加する。国内外の研究者に1年の期間を原則として研究委託し、その資金をドコモが提供する。成果についてはドコモの戦略へ反映するほか、他のキャリアへの提案なども検討している。