8日(火)2限、κ23にて株式会社IMJによる講演「SFCサイトリニューアル」が開催された。この講演は萩野達也環境情報学部教授による「WEBテキスト処理法」の講義の一環として行われ、100名ほどの学生が集まり耳を傾けた。同社はWEBサイトやモバイルに関わるコンテンツ等のコンサルタントを手がけており、4月にリニューアルされたSFCのWEBサイト作成を請け負った。


 「世界一のWEBでなきゃいかん」という村井純教授の言葉をうけて制作された新サイトは最先端の技術がふんだんに使われている。また、XMLを中心にサイトを構築し、学生や教職員の学習の実験の場を提供する、というコンセプトを込めた。コンテンツの更新には今期から情報技術の授業でも扱っているWikiが使われている。  
 サイトの隅に置かれた鴨のアイコン、これでデザインの切り替えを行えるのも新サイトの特徴である。左の四角は「W3C」をイメージしアクセシビリティを重視したデザインとなっている。真ん中の四角は「Local」日本におけるCOOLなSFCを表現。右の四角は「Global」世界のSFCを表現しイメージはHOT。個性を強調してSFCの恵まれた環境や人を俯瞰的に見て作成された。3つの中で人気があるのは「Local」だという。
 学生、教職員がそれぞれXSLTとCSSという技術を駆使して究極のサイト、オンリーワンのサイトを作りたいと語った。技術的な視点から実際に使うユーザの視点に移って、使い勝手の良いサイトになるかどうか今後の発展にも注目である。萩野教授がは授業の最後に一言「これからこのWEBサイトどう発展させるかは学生しだい」と学生に期待を寄せた。