冨田勝環境情報学部教授や曽我朋義環境情報学部助教授らが設立したバイオベンチャー企業「ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(以下「HMT社」)」と、味の素株式会社は、メタボロームと呼ばれる細胞内全代謝物解析法を用いた共同研究を開始した。


 これは、微生物の代謝物の探索と同定を行うもので、この研究により味の素が開発中の発酵微生物生産菌の改良点を明らかにし、さらなる生産性の向上を狙うもの。HMT社の共同研究は、これで2例目となる。