先月24日にオープンしたコメダ珈琲店にSFC CLIP取材班が潜入。オープン半月にして、SFC生にも浸透しつつある噂のコメダ珈琲店。名物シロノワールの画像は、近ごろ学生の携帯メールに氾濫している。


 ベテラン編集長のI嬢と新米編集員のアケミ。SFC CLIPの大食漢2人が、気だるい夏の午後、コメダ珈琲湘南台店へ乗り込んだ。
 店内にはキャンパスで顔見知りの学生が、あちらこちらに。「コメダ」はすでに学生のライフスタイルに溶け込んでいるようだ。アケミは、店内に設置されているマガジンラックからすかさず雑誌『anan』を手にした。特集記事は「得する女、損する女」だ。これを読んで勝ち組の女に生まれ変わるのだ。こんな時、コメダ珈琲の豊富な新聞、雑誌の品揃えが嬉しい。
 さて、私たちは案内された奥の喫煙席へ。なかなか良い雰囲気だ。店内のぬくもりある木の質感が心を和ませる。ウェイトレスさんに話題のシロノワールとクリームコーヒー、ヒレカツ定食を注文。ああ、大食漢の女2人組よ。
 「慶應の学生さんは午前中のモーニングセットのご利用が多いですね。皆さん黙々とノートパソコンを広げてらっしゃいます。104席ありますので、お勉強に、お友達との団欒にどんどん使ってください。」と笑顔で話してくれたのは、コメダ珈琲店の主任高橋さん。
 開店7時から11時まで、全てのドリンクにトーストとゆで卵が無料サービス。SFC生の新しい朝食を彩ってくれそうだ。
 湘南台店は、店長さんはじめ6人のスタッフが名古屋から来ている。主任の高橋さんも遠路はるばる神奈川までやって来た。「コメダのオススメはやっぱり、シロノワールですね。それと、ミルクカフェ。ミルクの割合が多いので、珈琲が苦手な方でも美味しく召し上がっていただけます。」
 さっそく高橋さんオススメのシロノワールに舌鼓をうつ。あたたかいデニッシュパンの上につめたいソフトクリームがのっている。これに甘いメイプルシロップをかけて食べるのがコメダの王道なのだ。軽く1000キロカロリーは行きそうだ。いや、しかしカロリーなど、コメダに来たら気にしてはいけない。ちなみにこのシロノワールはソフトクリームの部分の「シロ」とパンの部分の「クロ(フランス語でノワールは黒の意)」から命名されているという。
 ちなみに、ヒレカツ定食は、1プレートで2人前の分量がある。これらを私たちは2人で全て平らげた。ウマかったっす!こちそうさまでした。
 お喋り好きの2人、コメダに留まること3時間。その間ほぼ30分おきにオヒヤを取り替えてくれる、名古屋発コメダ珈琲店の過剰サービスぶりに驚いた。
 店内は広々としていて、オープンなカウンター席と個別のプライベートな席も準備されている。友達同士でワイワイやるもよし、恋人同士で語り合うのもいい。
 冷たいソフトクリームのメニューが豊富なので、暑い季節にはぴったりだ。まだ、コメダに足を運んでいないSFCのみなさん。名物シロノワールとクリームコーヒーがあなたを待っています。

車50台を駐車できるスペース。個性的な看板が迎えてくれる。

clip取材にお話してくださった、湘南台店主任の高橋さん。開店のために名古屋から駆けつけた。

笑顔のウェイトレスさんが、運んできてくれる。

新聞・雑誌が豊富に取り揃えられている。

【店内】木漏れ日がほどよく入ってくる店内。木の質感に囲まれてホッとした時間を過ごせる。