事務室は15日(水)、「12月13日(月)午後9時過ぎ、当キャンパス警備室前駐輪場から湘南台駅に自転車で帰宅中の本学女子生徒が何者かにバイクで尾行され暴力を振るわれる事件が発生した」と、湘南藤沢キャンパス事務長の名義で、掲示を行った。幸い女子学生は大事に至らなかったが、事務室は夜間に帰宅する学生に対して、注意を呼びかけている。


 これに関連して、SFC CLIPは藤沢北警察署に取材を行った。藤沢北警察署生活安全課の話によると、「最近、そのような事件が急激に増えているわけではない」としたものの、「強制わいせつ・公然わいせつなどの事件が若干増えているので、パトロール強化をして、防犯団体にも協力を依頼をしている」とコメントした。             
 また学生に対して、「帰宅の際は、人通りのある、明るく広い道を選んで欲しい」と呼びかけた。関連して「藤沢ジャンボゴルフ周辺の街灯が足りないのではないか」という質問を投げかけたところ、「藤沢市に防犯灯の設置をお願いしている。街灯本数は増えてきてはいるが、予算の都合上順次という形になっている。引き続き設置できるように努力している」との回答を得られた。
 今年の1月から11月の管内の刑法犯の認知件数は、合計で4254件(昨年同時期に比べて+7件)発生しており、。そのうち、傷害が60件(+3)、暴行が53件(-23)、強制わいせつが16件(+3)、公然わいせつが6件(+2)となっている。