2005年度より、新クラスター「ソーシャルイノベーション」が設置される。このクラスタは、国家政策、自治体活動、および、企業やNPO等の組織の活動を結び、社会性と経済性を同時に考慮することで、社会的課題の解決を図ることが目標。具体的には、経済学、経営学、コミュニティ論、ゲーム理論、社会学、政治学、インターネット技術の応用等、分野を超えた知識とスキルを融合したクラスターとなる。将来的には、社会的課題解決への新しい発想と、ITシステムを含む「新しい資源運用能力」を備えた人材、新事業を起業する人材の育成が期待される。


 また、これに伴い、大学院プログラムに「政策形成とソーシャルイノベーション」が新たに設置される。
 5年前から従来の「コース制」に代わって設置された「クラスター」は、学部生が自分の学習計画・キャリアプラン・進路などに応じて履修プランをたてる際のガイドラインとなる、関連科目群のこと。学科のように所属し、必修単位を取る必要のない点が特徴。