29日(月)、春の慶早戦第2戦が神宮球場で行われた。15,000人の観衆が集まった試合は、塾野球部が早稲田を7-6で破った。初回に早稲田に先制を許したが、中盤に逆転に成功。9回に早稲田に追いつかれるものの、延長10回に松橋のタイムリーにより、サヨナラ勝ちを収めた。


 慶應は昨日同様、早稲田に先制を許す。1回表、早稲田4番田中にスリーランホームランを打たれ、3点を追う展開となった。
 
 慶應の反撃は4回から始まった。4回裏、3番宮田がセンターへのヒットを放ち出塁、そして二塁へと盗塁を決める。その後早稲田の守備のミスで宮田が生還して1点を返した。5回裏に、1番仁科がライトへのツーベースタイムリーを放ち1点を追加。6回裏には6番岡崎、代打西山、仁科がそれぞれツーベースタイムリーで計4点を入れ、6-3と逆転に成功した。
 早稲田も7回以降粘りを見せる。7回表に、5番小野塚のセカンドゴロの間に、レフト前ヒットを打った2番前田将が生還し、1点入れる。9回表には小野塚のレフトへのツーベースタイムリー、6番大西のセンターへの犠牲フライにより、慶應に追いついた。
 
 しかし10回裏、慶應は途中から5番に入った松尾がファーボールで出塁。その後岡崎と、7番に入った石黒が連続ヒットを放ち、最後は8番松橋がセンターへタイムリーヒットを打って、慶應は早稲田にサヨナラ勝ちを収めた。
  
 慶應は慶早戦の成績を1勝1敗とし、慶早戦の決着は30日(火)以降へと持ち越した。2006年東京六大学野球春季リーグ戦は、法政の優勝が既に決定しており、明日の試合で慶應が勝利した場合も、塾野球部の優勝はない。
 30日(火)のSFCでの授業の実施に関しては、通常通り授業が行われる。
     1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
 早稲田  | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 || 6
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 慶應義塾 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 || 7
    (※この得点表は等幅フォントに対応しています)
 なお、本記事は大学スポーツの活性化を図る学生団体「Sports Management Research Group(SMRG)」の協力を得て作成した。SMRGは、慶早戦に参加した塾野球部員、応援指導部員のインタビュー映像をWEBサイト「Keio Sports Channel」で公開している。

※お知らせ
 2006年5月29日(号外)配信時のNEWS記事「華の慶早戦第2戦、7-6でサヨナラ勝ち」を一部差し替えました。差し替え箇所および差し替え内容は以下の通りです。
【差し替え前】SMRGの関係団体「keio Sportare」は、
【差し替え後】SMRGは、