15日(月)に、慶應義塾大学湘南自治会第一回定例会が行われた。定例会では、湘南自治会結成の経緯や目的などが説明されたのち、湘南自治会が前身の湘南藤沢キャンパス協議会(以下、SFC協議会)の代替組織として、全塾協議会に参加していくことが、定例会に出席した全団体によって承認された。


 全塾協議会事務局長の入江祐司さん(看4)による湘南自治会始動についての抱負と、嘉納大輔さん(環3)からの諸活動計画の報告が終わると、和やかな雰囲気で閉会した。
 SFCから全塾協議会へは、1999年に発足したSFC協議会が参加をしていたが、数年で組織が続かなくなり、有名無実化していた。湘南自治会はSFC協議会に代わり、SFCの団体が全塾協議会に入る架け橋となるべく、今春結成された。
 
 全塾協議会に入ると、各団体は自治会費の給付や、大学からの承認を得られるなど様々なメリットが受けられる。しかしこのようなメリットはSFC生に周知されておらず、自治会ではそれを知らせる取り組みから始めている。
 
 今回の定例会には、SFCで福利厚生団体とされているSFCテニス連盟、グランドアリーナ調整委員会、クラブハウス棟執行委員会Classic、SFC YEARBOOK委員会、CampusVillageと、秋祭実行委員の各団体の代表、または代理人が参加した。 
 なぜ初めに福利厚生団体に働きかけたのか。自治会代表の嘉納さんによれば、「福利厚生団体は塾生に利益を還元していたり、塾生の各種活動に欠かせないため、補助金の交付が認められやすいから」であるという。ゆくゆくは、SFCの福利厚生団体を正式な福利厚生団体として義塾から認めてもらい、三田や日吉の福利厚生団体と合併して1つにして、SFCの意見を全塾協議会に反映させていくことを視野に入れている。
 次回はこの定例会で報告された活動報告についてお伝えする。