30日(金)、売り場面積2000坪の大型店舗、家具・インテリアの総合専門店「ニトリ茅ヶ崎店」が茅ヶ崎市にオープンした。昨今湘南地区で起こっている大規模小売店出店ラッシュの一端。既にお伝えしたとおりだが、今夏には藤沢駅前に日本最大規模のビックカメラが出店する予定。


 ニトリは札幌に本拠を置く企業で、材料調達から販売までを自社で手がけ、安価なインテリア用品を売ることで知られる。茅ヶ崎店は同社にとって全国で136番目の店舗となる。

(オープンするニトリ茅ヶ崎店=6月26日平野写す)
◇遠い
 新生活もひと段落し、住環境を整えるゆとりの出来た下宿生にとって今回の出店は嬉しいニュースとなるかもしれない。
 ただ、この「ニトリ茅ヶ崎店」は最寄り駅の JR茅ヶ崎駅から少し離れている。タクシーで5分、1000円といったところだ。この時期 に駅から歩いていくにはつらい距離である。足の無い学生にはなかなか縁が無いかもしれない。
◇家具戦争の最前線として
 ところでこのニトリは、某経済番組でIDC大塚家具と共にイケアを向かえうつ巨大家具メーカーとして紹介された経緯を持つ。自社開発で安価な家具を売る戦略はニトリとイケアに重複し、これから両社でシェアが争われることになる。
 インテリア業界に興味のある人は、ひとつ覗きにいってみてはどうだろう。