15日(日)、今年で5回目を迎えるSFCホームカミングデイが開催された。昨年はORFと同時に開催されたが、今年は慶應連合三田会大会と同時に日吉で開催された。日吉というSFC生になじみがない立地条件が悪影響となったのか、卒業生、在学生・教職員の参加者の合計が162名となり、六本木ヒルズで行われ大幅増となった昨年から一転、減少となった。


 今年は小島朋之総合政策学部長の挨拶で開幕。その後、橋本岳SFC三田会代表幹事(98年政・メ卒)よる乾杯の音頭がとられた。
 続いて行われたOB/OG有志からなる三田会バンドによるミニコンサートの後には『久我麻衣さん(初期SFC生)のキビシい一日』など、草創期のSFCの学生生活を描いた懐かしい映像、そして現在のSFCと開発が進んだ湘南台、辻堂周辺の映像などが流された。
 また、会場の外では、電気自動車『ELiica』や、昨年度に塾長賞に輝いた『キャップカットプロジェクト』の展示や、卒業生にとっては馴染み深い「木の子」や「みやじ豚」の出店もあり、来場者の注目を集めていた。

SFCを5年ほど前に卒業した女性は「久々に学部時代にお世話になった研究会の教授に会えて、よかったです。なにか学生の頃に戻った感じですね。来年もまた来たいと思います。」とうれしそうに語ってくれた。
 最後に、SFC CLIPは小島総合政策学部長へのインタビューを試みた。
「去年は人が多すぎて話が出来なかったぐらいだったが、今年はもっと大勢来て欲しいと感じたね。今年は慶應義塾の連合三田会と同時開催ということで、SFCが慶應の一員だということを体感してもらったと思う。そういう意味では良かったんじゃないかな。外に出ると大勢の塾員がいる。SFCで開催していたら、こうはいかなかっただろうね。来年のORFは湘南藤沢キャンパスに戻って、HCDもいっしょにやるだろうと思う。去年は社会とのつながりのSFC、今年は慶應とのつながりのSFC、来年はSFCとつながるSFCということで、いいんじゃないかな。」