7日(土)、SFCにて第18回目となる七夕祭が開催された。今年はホームカミングデイと高校生向けの説明会やキャンパスツアーが同時開催されたため、多数の来場者が訪れた。


 当日は時折小雨がぱらつき、あいにくの天気となった。だが、学生のほか地域の方々や説明会に訪れた高校生らでキャンパスはあふれ、例年以上の盛り上がりとなった。また、ステージなどキャンパス内では様々な企画が行われ、大勢の来場者を楽しませていた。その後次第に天候は回復し、毎年恒例となった大輪の花火がフィナーレを飾り、無事七夕祭は幕を下ろした。
 今年のテーマは"好きになる"。この言葉を基に、多数の模擬店も七夕祭を盛り上げていた。中でも"地域を好きになる"をキーワードに、みやじ豚の串焼を販売し好評を博していた「Shonanstyle SFC Victory」の鳥越寛子さん(総3)と坂崎あゆみさん(環3)にお話を伺うことができた。
編:売上はどうでしたか?
鳥越:大好評で、用意しておいた豚串250本はすべて売り切ることができました。
坂崎:小さいお子様から年配の方まで幅広い方々にお越しいただきました。開始から2時間ほどで売り切れてしまいました。
編:今回の企画の目的とは?
鳥越:SFC生に外へ出てもらいたい、地域を知ってもらいたいという思いから企画しました。SFCと地域を結び付けるのが、私たちのメインテーマです。
編:七夕祭を通して、地域の方々とはどのような絆が生まれましたか?
鳥越:実は今回使用した食材は、すべて地元で生産されたものです。農家の方々のご協力をいただいて、格安で仕入れることができました。また、当日使用した竹串も竹林から切り出して、地域の方々と協力してつくったものです。
坂崎:私たちは1年以上前から様々な交流を通して、地域の方々とコミュニケーションをはかってきました。今回のみやじ豚販売はその集大成だと考えています。