10月中旬頃から、メッセンジャーを介したウイルスがSFC生の間で広がっている。感染しても深刻な影響は受けないが、感染の原因となるメッセージを自動で他人に送信し続けてしまう。新たに亜種が確認されており、未対応のウイルス対策ソフトもあるため注意が必要。


 CNSコンサルタントによると、10月中旬頃にスタッフが感染。数日後にはSFCの学生団体でも感染の情報があり、SFC生間での感染拡大が判明した。同時期にSFC CLIP編集部内でも感染が確認されている。
 感染したパソコンは、メッセンジャーの友人リストから無作為で相手を選び、英文とリンクが書かれたメッセージを送信。受信者がリンクをクリックし、ダウンロードされるexeファイルを実行すると新たに感染する。

湘南藤沢ITCはSFC CLIPの取材に対し、「メッセンジャーは学校が配布しているソフトではない。ITCでは学生が知っている程度の情報しか把握していない。学生向けに広報の予定もない」と答えた。