フランス語研究室では、日本のオタク文化をいち早くヨーロッパへ紹介した、日本在住のフリージャーナリスト、エチエンヌ・バラール氏の講演会を行います。

●日時:5月28日(水)2限
●会場:ε12
●講師:Etienne BARRAL(エチエンヌ・バラール)氏[*下記紹介参照]
●演題"De la culture Otaku a Cool Japan – Evolution de la situation au Japon et en France au cours des 20 dernieres annees"
「オタク文化からイケてる日本へ – 日本とフランスにおける最近20年の状況の推移について – 」
●使用言語:主に日本語 (フランス語で話が進む場合が通訳付き)。
●聴講:自由

■エチエンヌ・バラール氏は日本在住のフリージャーナリストで、日本のオタク文化をいち早くヨーロッパへ紹介したユニークな人物です。
<略歴>
 1986年パリ第3大学東洋語学院(INALCO)を卒業。1986年より3年間「ヌーベルオブセルヴァトゥール」(フランスの週刊誌)の駐日特派員をつとめ、1989年からはフリーランスで日本に在住している。NHK国際局RADIO JAPANにレギュラー出演し、週刊誌「AERA」に多くの記事を書き、1994年にはフランスのジャン=ジャック・ベネクス監督と共に、日本の若者の現象、「おたく族」をテーマにドキュメンタリー映画を製作し、フランス国立テレビで放送された。1999年には、日本のオタク文化を紹介し、論じる本「Les Enfants du Virtuel」とパリの出版社から上梓した。その邦訳は、エチエンヌ・バラール『オタク・ジャポニカ?? 想現実人間の誕生』新島進訳(東京、河出書房新社、2000年)。最近は朝日新聞夕刊の連載で知られている。
 ホームページ <a href="http://www.barral-office.com/cooljapan/index.html >"http://www.barral-office.com/cooljapan/index.html