齊藤美絵さん(04年総卒)、初の個展開催中
ラジオパーソナリティーとして活躍中の齊藤美絵さん(04年総卒)が、鎌倉デイジーズカフェにて初の個展「BEAUTIFUL PICTURE -Mie’s Precious things 湘南で出逢った大切なもの-」を開催中だ。自身で撮影した写真、フラワーアレンジメントを中心に展示。4月1日まで。
齊藤さんは00年に入学後、在学中からパーソナリティとして活動。現在はFMヨコハマの『WE LOVE SHONAN』などのパーソナリティのほか、フードマエストロ、コラムニストなどとしても活躍している。
展示が行われている鎌倉デイジーズカフェまでは、江ノ島電鉄長谷駅から徒歩で3,4分ほど。海沿いの国道134号線に面しており、店内からも由比ガ浜を臨むことができる。店内の壁や席に齊藤さんの写真とフラワーアレンジメントが飾られ、ゆっくりと寛ぎながら鑑賞できる。
SFC入学時から現在まで、ずっと湘南エリアで暮らしている齊藤さんだが、出身は大分で、入学時は知り合いもほとんどいない状態だった。しかし、暮らしていくうちに、たくさんの好きな場所・人が生まれていた。それらに対する『ありがとう』を伝えたいという想いから、今回の展示会を開催したという。この展示会が、様々な人が湘南エリアに足を運ぶきっかけになれば、と齊藤さんは語る。
編:お客さんの反応はいかがですか?
喜んでいただけると嬉しいです。写真やフラワーアレンジメント、ポストカードなどを手にして下さる方もいて、ありがたいです。
編:今回、湘南エリアで撮影した写真を展示されているとのことですが、湘南のどんなところが好きですか?
緑を感じるというか、人と自然が共存しているところかな。建物自体も生きてるという感じがします。住んでいる人たちも楽しい人たちですし。
編:SFCに入学したきっかけは?
SFC生はみんな、授業とかでサイトを作って公開しますよね。SFCについて調べている時に、そういったサイトを見ていたら、ラジオのDJをしているという学生さんのページを見つけて。自分のロールモデルにしたいと思うような方だったので、その方に受験相談のメールを送ってみたら返信を頂けて、おもしろいなと。
SFCは興味のある分野を少しづつ学ぶことが可能なところや、色々な人がいて、日本の縮図みたいなところが面白いですね。ただ、入学を決めた要素としてはフィーリングも大きいです(笑)
編:SFCで得た物で、今のお仕事に役立っているものはありますか?
まずは人の縁ですね。入学時に、CLGで新入生代表として決意表明をして欲しいと頼まれたんです。それがきっかけで2年目にはCLGの代表になって、1年生をたくさん集めて色々企画していました。そこで知り合った友達から、大学生を集めたラジオの仕事をしている方を紹介して貰って、それがラジオの仕事をはじめるきっかけになりました。
あと、在学中は孫福先生の研究会に所属していたんです。先生にはラジオのゲストに出て頂いたりもして、お世話になっていました。先生はいつも必ず私や色々な人のことを気にかけてくれていて、なんでだろう? と思っていたんです。それである時、先生が「僕はどんなボールがきても、必ず丁寧に打ち返そうとしているんだ」とおっしゃられて、なるほどと思って。こういう心がけは大切にしたいなと今でも思っています。
すべてのきっかけはSFCで、ここに居られるのはSFCのおかげだと思っているので、SFCにはすごく感謝しています。
編:最後に、読者の方にメッセージをお願いします。
私のことを知っている人は応援に、知らない人も「こんな先輩がいるんだ」ということを知りに来てもらえればな、と思います。開催期間中は私も割とデイジーズカフェに居るので、よかったら遊びに来てください!
20日(金)-22日(日)には、SFCそばの626 cafe(小林ビル1階)にて、SFC研究所ケータイ・ラボと、齊藤さんがパーソナリティを務めるFMヨコハマ『WE LOVE SHONAN』の共同で、ペットボトルキャップの回収・展示とフリーマーケットが開催される。21日(土)には齊藤さんも参加し、フリーマーケットに出品するとのこと。4月からの新生活に備えて、足を運んでみてはいかが?