19日(火)、ITCはCNSのメールアカウントに送られてきた迷惑メールについて、外部メールサーバへの転送を一部見合わせると発表した。


 これまでは事前設定することで、CNSのメールアカウントに送られてきた全てのメールを外部メールサーバに転送することが出来た。しかし、迷惑メールもそのまま転送していたため、転送先のメールサーバによっては、CNSのメールサーバを迷惑メール送信元として認識し、全てのメールが受信拒否される事態が発生していた。
 ITCではこうした事象の改善を図るため、迷惑メールに分類された一部のメールについて転送を行わないとしている。転送されないメールの詳しい区分方法などは明らかにされていない。
 今回の対策によって、通常メールが誤って迷惑メールに分類された場合、外部メールサーバーでは確認できなくなる恐れがある。日頃からCNSメールを直接確認するなど注意が必要だ。