まさに歴史的試合となった。伝統の慶早戦は、リーグ戦での義塾野球部2連勝で1960年秋「慶早6連戦」以来、実に50年振りの慶早による優勝決定戦までもつれ込んだ。義塾の春秋連覇か、あるいは早稲田の4季振りの優勝か、球場には20年振りとなる36,000人が詰めかけた。


 義塾先発は竹内大助投手(環2)だったが初回、早稲田打撃陣につかまり3失点。早稲田先発はキャプテン斎藤佑樹投手。義塾は7回までノーヒット無失点に抑えられる。しかし8回表、奥橋勇斗内野手(環4)ら4年生のたたみかける攻撃と伊藤隼太外野手(環3)の三塁打などで一挙5得点。2点差まで迫る。しかし9回表、登録投手、捕手を使い切った義塾は正木拓也内野手(商4)がマウンドにあがるも3失点。再び5点差まで広げられる。9回裏、なんとか粘りたい義塾打撃陣だったが大石達也投手の前に力尽きゲームセット。春秋連覇とはならなかった。
11月3日(水) 試合開始13:00 終了16:18  観衆36,000人

1 2 3 4 5 6 7 8 9
早稲田 3 0 0 0 1 2 1 0 3 10
慶應義塾 0 0 0 0 0 0 0 5 0 5