7月に入って徐々に蒸し暑くなり、湘南台も夏らしい雰囲気になってきた。夏の風物詩といえば、花火である。7日(土)はSFCで七夕祭が開催され、夜には花火も上がる予定であるが、七夕祭以降も周辺各地で花火が楽しめる。

みなとみらいで1万発!! 神奈川新聞花火大会


 近隣の花火大会で最も規模が大きいのは、8月1日に横浜・みなとみらいで開催される、神奈川新聞70周年記念 第27回神奈川新聞花火大会である。花火の打上数は昨年より4000発増の約1万発。みなとみらいの美しい夜景をバックに打ち上げられる大量の花火は、ぜひ見ておきたい。会場の最寄駅は横浜駅または桜木町駅であるため、湘南台からは相鉄線または地下鉄線で直接アクセスできる。なお、有料の指定席も用意される。


名物水中花火 鎌倉花火大会


 25日(水)に鎌倉市の由比ヶ浜で行われる第64回鎌倉花火大会は、海辺に浮かんだ船の上から、輝く花火玉が落とされる水中花火が有名。湘南台からのアクセスは、小田急線で藤沢駅から江ノ電に乗り換え、由比ヶ浜駅下車。湘南の海で繰り広げられる光のパフォーマンスをぜひ見に行こう。


川の水面の大迫力 あつぎ鮎まつり花火大会


 厚木市の夏の風物詩であるあつぎ鮎まつり花火大会。8月4日に開催される。相模川、小鮎川、中津川の三筋の流れが出会う場所で盛大に開催される。特に、高さ250mに及ぶ巨大な大ナイアガラは必見だ。湘南台からのアクセスは、小田急小田原線本厚木駅下車。


海面を彩る光 サザンビーチちがさき花火大会


 あつぎ鮎まつりと同日の8月4日、近隣の茅ヶ崎市海水浴場(サザンビーチちがさき)でも花火大会が開催される。花火絵画コンテストで選ばれた作品が実際に花火として打ち上げられるのも見どころで、海ならではの光のパフォーマンスが楽しめる。湘南台からのアクセスは小田急線で藤沢駅からJR線に乗り換え、茅ヶ崎駅下車。また、SFCからはバスで辻堂駅に向かい、JR線茅ヶ崎駅で下車が便利である。有料席も350席用意されているが、当日券はないので注意されたい。


夏の終わりの大花火 湘南ひらつか花火大会


 8月24日に平塚市の相模川河口で打ち上げられる湘南ひらつか花火大会は、平塚市の海浜公園である湘南ひらつかビーチパークからも鑑賞することができる。打上数は約3000発。湘南台からのアクセスは、小田急線で藤沢駅からJR線に乗り換え、平塚駅で下車し、須賀港行のバスで須賀港下車。夏の終わりは、ぜひ平塚の花火で締めくくりたい。


花火を楽しもう!


 今回は近隣の湘南地域を中心に紹介したが、それ以外にも県内で多数の花火大会が開催される。横浜市でも何度か開催されることに加え、横須賀や三浦、海老名や相模原、また箱根でも花火が上がる。こまめに情報をチェックして、夏の風物詩を楽しみつくそう。