7日(金)、ロンドン五輪銅メダリストの立石諒選手(環4)が、藤沢市より市民栄誉賞を受賞した。藤沢市役所にて授賞式が執り行われ、炎天下のなか大勢の市民が祝福に訪れた。

立石諒選手と鈴木恒夫藤沢市長



 真夏の日差しが照りつける市役所のロータリーに、五輪代表ジャケット姿で現れた立石選手。暑さに時々顔をしかめながらも笑顔で市民の祝福に応えた。鈴木恒夫藤沢市長と渡辺光雄藤沢市議会議長が祝辞を述べた後、表彰状と花束を贈呈した。

花束贈呈



 銅メダルを首に下げた立石選手は、「オリンピックで3位、藤沢市市民栄誉賞も3人目ということで、非常に嬉しく、感慨深く思っています。この銅メダルは、自分一人では決して獲得できるものではありませんでした。応援してくれたすべての皆さんに感謝しています。また、自分にはまだ夢があります。これから大学で単位をいただいて環境を整え、引き続き頑張っていきたいと思います」と挨拶した。


挨拶する立石諒選手



 授賞式終了後には、市長らとの対談も行われ、近況報告や小中高での思い出話に花を咲かせた。200メートル平泳ぎ決勝のレースで銅メダルを獲得した瞬間について訊かれると、「ゴールにタッチした瞬間は、自分では何着かわかりません。ひたすら周囲を見渡して、順位を確認しました。そこで喜びの感情を出し尽くしてしまったので、表彰式では少し疲れていましたね」と語った。


授賞式後の対談



 秋学期からSFCに復学するという立石選手。講義やキャンパス内で会う機会もあるだろう。同じキャンパスで共に頑張る仲間として、立石選手を温かく迎えたい。

対談後の集合写真