自分の手で獲る秋の味覚。いざ弁慶果樹園へ!
SFC近くに果樹園があることをご存知だろうか。その名も、弁慶果樹園。意外と知られていないこの果樹園では、旬の果物のもぎ取り体験やバーベキューを開催している。今回は、SFC CLIP編集部員がサツマイモ掘りとブドウ狩りの体験に行ってきた様子を紹介する。
“掘り当てる”楽しみ サツマイモ掘り
慶応大学バス停下車後、ゴルフ場の方へ徒歩10分。弁慶果樹園という看板が見えてくる。この果樹園では、梨、ブドウ、柿をはじめ様々な農作物を有機肥料100%で栽培しており、来園者は季節ごとに異なる様々な農作物の収穫体験ができる。
開園時間は10:00-17:00。入場料は1時間で大人(中学生以上)210円、小人105円と低価格なのが嬉しい。収穫したものは、レジで重さを量って購入する仕組みだ。今の時期はブドウ、サツマイモ、落花生が獲れるといい、今回はブドウとサツマイモ堀りをさせてもらった。
イモ掘りは受付から少し離れた畑で体験できる。スタッフの方がついてくれるので、安心だ。取材の際は、編集部員の他に親子連れも収穫体験をしており、アドバイスを受けながら収穫を楽しんでいた。
苗によって大きさや形が違ったイモが出てくるのも楽しみの一つだ。編集部員もわくわくしながら土を掘り起こした。ぜひ大きいイモを掘り当てた時の喜びを味わってほしい。
よりどりみどりのブドウ狩り
ブドウ狩りはハウスの中で体験する。天井の高いハウスのため、はしごを使ってブドウを収穫する。はしごの上で様々な種類のブドウを選びとるのも楽しい。
ブドウはシナノスマイル、藤稔(ふじみのり)、マスカットの3種類あり、ぜいたくにもこれらを食べ比べをすることができた。さらっとした上品な甘さが特徴のシナノスマイル、ジューシーで芳醇な香りの藤稔、さっぱりとした味わいのマスカット。どれもついつい食べ過ぎてしまうほどの美味しさだった。
日常ではなかなか触れる機会のない体験をさせてくれる弁慶果樹園。どこか懐かしい空気に飛び込んでみてはどうだろう。収穫体験以外にも、ブドウハウスの中でバーベキューや餅つきが体験できる他、受付近くではヤギが出迎えてくれるというサプライズつき。打ち上げなどにバーベキューを利用するのもオススメだ。
弁慶果樹園は、季節によって体験できる収穫が異なる。来園の際は、弁慶果樹園のWEBサイトを確認されたい。
収穫したサツマイモでスイーツを作ろう
また、収穫したサツマイモを利用して、以下のレシピを参考にスイートポテトとサツマイモケーキに挑戦してみた。
スイートポテトは、サツマイモの甘さがよく伝わってくるスイーツ。ほんのりした甘みと香ばしい焼き目が秋らしい味わいだ。
サツマイモケーキは、小麦粉などを一切使っていないため、サツマイモの風味が際立つ。あえて食感が残るように荒くマッシュしたサツマイモに、ほんのりとしたバターの甘みが加わって、やさしい味に仕上がっていた。