ORF期間中の22日(木)・23日(金)に会場内で、SFC卒業生が集まるSFCホームカミングデイ2012が開催された。今年で11回目を迎えるイベントの本年度のテーマは「Touch!」。


 SFCホームカミングデイは、SFCの卒業生が同窓生、先輩・後輩と親交を深めたり、教職員と出会ったりする場として、毎年SFCで開催されている卒業生向けキャンパスイベント。第1回が2002年に開かれて以来、今回で11回目を迎えたイベントだ。

 22日(木)15:00-19:30、23日(金・祝)10:00-18:00の間に東京ミッドタウンB1階ホールにて開催された。

ホームカミングデイ


—-今年のコンセプト



 今年度のホームカミングデイは「Touch!」がコンセプト。ORFと同時開催である利点を生かし、卒業生がSFCの在校生、教職員、研究会に「Touch!」できるような場にしたいという思いからだそうだ。また、それによって卒業生が取り組んでいる仕事に新たなつながりや広がりをもたらすことも期待している。

—-担当者にインタビュー



 担当者の村林裕政策・メディア研究科教授に話を伺った。

 SFCホームカミングデイは原則卒業10年程の卒業生が準備・運営を行なっており、今年は98年入学の卒業生の有志が集まっていた。

 ORFと同時開催した理由に関しては、OBの皆さんにORFも同時に見てもらうことで、とても有意義な時間を過ごせると考えたため。過去にもSFCでない会場で開催したこともあったが、今回は同一会場の一部で開催することにより、ORFと同時に見てもらうことを重視した。

—-展示内容



 展示コーナーにおいては、ロンドンオリンピックの選手と同時に、ロンドンオリンピックに携わった報道関係者などの卒業生のパネルが展示されていた。

ロンドンオリンピックのパネル



 また、今年のSFCホームカミングデイのコンセプト「Touch!」に沿ったTouch!コーナーが設置されていた。

 このコーナーは、記念写真を撮ることが出来、その場で写真をもらえると同時に付箋にメッセージを書き込んで掲載することが出来るというもの。つまり、卒業生が自画像と共にメッセージを残せるコーナーだ。

Touch!コーナー



 また、教職員に手紙を送ることが出来るレターセットも用意されており、全体を通してOBと教職員とのつながりが意識されていた。



 参加者に記念品として、SFCの雰囲気を思い出させてくれるポストカードが用意されていた。

ホームカミングデイ記念品



 卒業生にとっては懐かしいSFCを思い起こさせるSFCホームカミングデイ。来年も様々な企画・展示に期待したい。