1日(月)、日吉キャンパスで慶應義塾大学学部入学式が開催された。午前の部、午後の部の2部構成で、総合政策・環境情報・看護医療の3学部は午後の部に参加。新入生にとっては初めての公式行事であり、大学生活の幕開けとなった。なお、今年度の3学部の入学者は総合政策学部458名、環境情報学部457名、看護医療学部104名の計1019名。

慶應生としての誇りを胸に


【入学式】全体


 慶應義塾大学学部入学式が行なわれたのは日吉キャンパスの日吉記念館。総合政策・環境情報・看護医療の3学部は15:00からの午後の部に参加した。1963年(昭和38年)卒の卒業生も招待され、真新しい気持ちの1年生を卒業50年の卒業生が見守る入学式となった。
 式典のはじめに長谷山彰常任理事の学事報告があり、続いて清家篤塾長による式辞が述べられた。

【入学式】清家


 式辞で清家塾長は、激動の時代において自分の頭で物事を考える大切さ、そして実践を通して学び、身に付けてゆく重要性を語り、課外活動などを通して、義塾でしか出来ない活動をしてほしいと新入生に向けて述べた。
 その後は、壇上者紹介、教職員代表祝辞、塾員代表祝辞、新入生代表式辞と続き、星勇気さん(医1)が午後の部の新入生を代表して入学の辞を述べた。そして、塾歌斉唱、塾員からの寄付目録贈呈・挨拶と続き、オーケストラによる演奏や合唱と共に閉式となった。
 入学式が終わると、続いて應援指導部による新入生歓迎ステージが行われた。應援部の掛け声と共にチアリーダーが踊り、早慶戦の応援の仕方などを新入生に対して披露した。

 入学式に集い、塾歌を歌い義塾の一員としての誇りと責任を背負う新入生。学部ごとに学ぶ場こそ違えども、塾生として、これからの学校生活に向けて羽ばたいてゆく。

【入学式】並ぶ新入生


 SFCでは2日からガイダンスが始まり、多くの新入生がSFCへ登校した。総合政策・環境情報の2学部の学生は、ほとんどがSFCで4年間を過ごす。様々な想いや夢を持って入学してくる新入生、SFC全体であたたかく迎えたい。