1日(火)、公益財団法人日本デザイン振興会主催の2013年度グッドデザイン賞の受賞作品が発表された。SFCからは、井庭崇総合政策学部准教授と井庭崇研究室の「プレゼンテーション・パターン:創造を誘発する表現のヒント」と、松原弘典研究室の「コンゴ民主共和国日本文化センター」がそれぞれ受賞した。


 井庭准教授と井庭崇研究室「プレゼンテーション・パターン:創造を誘発する表現のヒント」は、プレゼンテーションにおいて創造を誘発する表現のヒントを、パターン・ランゲージの形式でまとめた書籍。SFC生なら、必修科目「総合政策学の創造」で紹介されていたことを覚えている人もいるだろう。2月から全国の書店で発売中で、生協購買でも購入できる。



 松原弘典研究室の建物「コンゴ民主共和国日本文化センター」は、アフリカ中西部のコンゴ民主共和国の敷地に、日本で設計した文化交流施設を建設したもの。現地の伝統的な材料に、日本の知恵を組み合わせ、新たな形での協働を目指した建物である。「建築を通じてできる文化的交流の原点を見る、勇気づけられるプロジェクト」として高い評価を得ており、こちらはグッドデザイン賞・ベスト100にも選ばれた。



 受賞した両作品は、10月30日(水)から11月4日(月)まで、東京ミッドタウンで開催される「グッドデザイン・エキシビジョン2013」で展示される。両作品の実物や、他の受賞作品も見ることができるので、興味のある人はぜひ足を運んでみよう。