11月下旬から生協食堂にキャンパスTVが2台設置されている。このキャンパスTVが設置された目的や今後の利用に関して、生協食堂の店長に話を聞いた。


 生協食堂のノースウィングにキャンパスTVというテレビが2台設置された。東京大学や早稲田大学などの主要大学にも設置されているようで、SFCも設置に踏み切ったようだ。

設置されたキャンパスTV

キャンパスTVとは、TBSテレビと大日本印刷が大学生協の協力のもとで共同で実施する、大学生向けの情報提供サービスだ。配信コンテンツは、ニュースや天気などの生活情報をはじめとして、学校行事、大学生協からの情報など、多岐にわたる。大学生向けにコンテンツを選び配信しているようだ。

生協食堂の店長から話を聞くと、主な設置の目的は生協食堂の宣伝であるという。現在キャンパスTVで流れているのはテレビ番組や大学生協からのお知らせのみだが、今後は人気の食堂のメニューの紹介なども行っていきたいと語った。

食堂を利用している学生に、キャンパスTVについて意見を聞くと、「食堂の端に設置されているので、あまり意識していなかった」という反応があった。まだ設置されたばかりということもあり、現時点ではあまり注目されていないようだ。
 「サークルのイベントの宣伝に利用できたら嬉しい」という学生の声もあった。学生の行き来が多い食堂で、学生が利用できる告知スペースが増えれば、新しい広報の形として、学生団体やサークルでの利用に注目が集まるかもしれない。
 今後どのように利用されるのか、キャンパスTVの運用に注目したい。