慶應義塾のグローバル・ゲートウェイとして創設される未来創造塾。滞在型教育研究施設が秘める可能性に注目が集まっている。しかし、現時点で十分な事業資金が集まっていない。そこで、卒業生有志が、寄付とともに失敗談を集める「失敗伝説」という寄付企画をスタートさせた。

失敗伝説のWebページ

失敗談が生協食堂のトレイに!? 新しいカタチの寄付企画

「失敗伝説」とは、SFCの生協食堂のトレイに失敗談を1000人分載せるというプロジェクトだ。学生が先輩の失敗談を読むことによって「失敗しても、大丈夫」と感じ、挑戦する勇気、そして力を与えることを目的にしている。
 「SFCの挑戦を応援したい」「でも、ただ寄付をしてもつまらない」「今の学生にも意味のある寄付をしたい」という思いから生まれた。
 成功体験ではなく、失敗体験を取り上げるという珍しい企画であり、TwitterやFacebookなどのSNSで多くの卒業生が参加を呼びかけ、一部で話題となっている。
 

参加方法

失敗伝説への参加は、Webページから行うことができる。

  1. 失敗談の投稿
     フォームから300文字前後の失敗談を投稿する。匿名の投稿も可能だ。
  2. 寄付金の支払い
     トレイ1枚につき、1口10,000円の寄付金の支払いとなる。口数に上限はない。
  3. 食堂トレイに掲載
     事務局で内容や入金を確認した後、失敗談がSFCの生協食堂のトレイにシールとして貼られる。

締め切りは2月20日(金)、掲載期間は4月1日-2016年3月31日の1年間。
 
 「失敗伝説」への寄付は1口10,000円となる。未来創造塾への寄付は5,000円とし、残りの5,000円は「失敗伝説」の経費として使用される。また、経費に余剰金が生じた場合、未来創造塾の寄付金に充てられる。