26日(火)昼休み、Ω館前の広場で慶應義塾應援指導部による早慶戦応援デモンストレーションが開催された。今週末に行われる東京六大学野球春季リーグ最終週・早慶戦へ向け、SFCを盛り上げた。

應援指導部による力強いパフォーマンスが披露された

神宮で活躍する選手によるコメントも

応援デモの冒頭、体育会野球部に所属するSFC生で、試合でも活躍している小原大樹選手(環3)、重田清一選手(環3)の2人が登場し、意気込みを語った。逆転優勝をかけた試合を前に小原選手は「早慶戦では2連勝をして優勝決定戦まで持ち込み、必ず勝って優勝パレードをします。一人でも多くの方に神宮へ足を運んでいただければうれしい」と力強く語った。

早慶戦への意気込みを語る小原大樹選手(環3)と重田清一選手(環3)

晴天のもと開催された応援デモには多くの学生が集まった。応援の掛け声に参加する学生の姿も多く見られ、昼休みのキャンパスは活気溢れる雰囲気に。パフォーマンス終了後、会場から應援指導部へ大きな拍手が送られた。

広場には多くの学生が集まり、應援指導部のパフォーマンスに参加

応援デモの指揮をとった應援指導部主将の堤史門さん(経4)は、早慶戦に向けて以下のようにコメントした。

 野球部や私たち應援指導部だけではなく、塾生・塾員のみなさんが優勝のかかった慶早戦へ向けて何かしらの思いがあるのではないかと思います。「せっかく慶應に入ったんだから慶應に勝ってほしい」「自分の母校だから応援したい」「優勝したら盛り上がるから頑張ってほしい」といった思いがあるのではないでしょうか。また、その思いは人と比べるものではないと思っています。慶應の勝利を少しでも願う人はぜひ神宮へ足を運んで頂き、ともにその思いが達成される瞬間を味わえたらと思っております。

義塾優勝のための絶対条件とは…?

義塾が優勝するためには、リーグ最終週の早慶戦で2連勝し勝ち点を挙げ、その後の優勝決定戦で勝利することが条件だ。一方の早稲田大学は現在勝ち点4・勝率.889とリーグトップの成績。義塾との対戦で1勝を挙げればその時点で早大の優勝が決定する。
 今春の義塾は昨春と異なり、負けが許されない厳しい状況下で優勝をねらう。いよいよあす、大逆転優勝へ向けた義塾野球部の戦いが始まる。

早慶戦は30日(土)・31日(日)、明治神宮球場にて13:00より開始。野球部の勇姿を応援することはもちろん、應援指導部の白熱したパフォーマンスを見るべく、神宮球場へ応援に出かけよう。