3Dプリンタの新しい利活用法とそれを担う人材を発掘する「ファブ3Dコンテスト」が、昨年に引き続き今年も開催される。作品の応募を受付中だ。

幅広いジャンルの作品を募集! 「ファブ3Dコンテスト」

「ファブ3Dコンテスト」は、新しい広がりを持った3Dプリンタの利活用法とそれを担う人材を発掘することを目的としたコンテストだ。SFC研究所ファブ地球社会コンソーシアム主催で昨年度より開催されており、昨年度は「小学生・中学生の部」「家族の部」「フリースタイルの部」「プロ / セミプロの部」の4つのカテゴリを設けて3Dプリンタによる作品を募集。計74名からの応募があった。

開催2年目を迎える今年は、より広い年齢層の人を参加可能にし、かつ価値観を⼀元化せず多様な可能性を尊重するため、募集カテゴリーが改編された。「プロジェクトの部」「作品の部」の2つの部門の中に計5つのカテゴリを設けて作品を募集している。募集内容は以下の通り。

プロジェクトの部

カテゴリ名 テーマ 対象
夏休みの自由研究 観察と制作 小学生
暮らしの自由研究 暮らし生活/改善 家族

作品の部

カテゴリ名 テーマ 対象
FAB甲子園 未来の楽器 中高生
エンターテイメント部門 「笑」ファブ クリエイター
デザインエンジニアリング部門 3Dプリントエッグドロップパッケージ ものづくりプロ/セミプロ

応募受付は8月1日(火)より公式ホームページにて開始されており、10月10日(火)まで応募することができる。応募条件などはカテゴリによって異なるので、各自で必ず確認しよう。

1次審査の結果は11月12日(土)までに同ホームページに掲載され、2次審査および授賞式は11月23日(木・祝)開催のORFにて行われる。今年も3種類の賞が設けられている。

  • 最優秀賞(1点): 賞金10万円+副賞
  • 優秀賞(各カテゴリ1点ずつ): 賞金5万円+副賞
  • 特別賞(各カテゴリ1点ずつ): 賞金1万円+副賞

「ファブ3Dコンテスト」は幅広い層から作品を募集している。長い夏休み、このコンテストにひと夏の情熱を注いでみてはどうだろうか。

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