17日(日)午前、総合政策学部の入学試験が実施されていた日吉キャンパスにおいて、試験時間中に自動火災報知設備が作動した。火災は誤報だったが、これにより試験時間に影響が出た。

火災探知機の作動を知らせるアナウンスがあったのは、総合政策学部入試の第1時限(教科・科目:「数学または情報」あるいは「外国語」あるいは「数学および外国語」)の試験時間中のことだった。編集部が本人承諾のもと複数の受験生に行った取材によると、非常ベルの音が一部の教室近くで鳴り出した数分後、全教室で「火災探知機が作動したため、解答を中断してください」といった内容の放送が流れたという。受験生たちの間にはやや落ち着かない空気が流れたようだ。しばらくした後に誤報と判明し試験は再開されたが、その間にトイレにたった受験生もいたという。また、安全確認の間の対応について、取材した受験生らは「解答用紙を裏返すよう指示が出された」と答えたが、問題用紙については「なにも言われなかった」という受験生もいれば「裏返す(閉じる)ように指示された」という受験生もいた。

入学センターによると、試験を一時中断し安全確認を行った後に試験を再開したが、当該科目の終了時刻を20分延長する措置をとったという。また、採点結果については、精査した上で「今般の試験中断による影響は見られないという判断に至りました」としている。編集部では発生時刻や原因等を引き続き取材している。

【更新事項】記事更新:2019年3月1日(金) 17:30
2月25日(月)に公式に情報が発表されたため、編集部では記事を更新した。なお、具体的な発生時刻や原因等を引き続き取材しているが、大学から回答は得られていない。

  • 本文第1段落1文目「英語の試験時間中」を「第1時限の試験時間中(教科・科目:「数学または情報」あるいは「外国語」あるいは「数学および外国語」)」に変更
  • 本文第2段落3文目「編集部では発生時刻や原因等を取材しているが、公式な詳細情報は未だ開示されていない。」を「編集部では発生時刻や原因等を引き続き取材している。」に変更
  • 本文第2段落2文目として「また、採点結果については、精査した上で『今般の試験中断による影響は見られないという判断に至りました』としている。」を追加

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