今年、代表を務めてきた泉谷由梨子(総4)と、編集長を務めてきた永野孝(総4)が、この一年間をとりとめもなく振り返ってみました。


泉谷「今年の特徴というと」
永野「CLIPをプロジェクトとして始めた中島研に、現役学生として所属していた学生がほとんどいなくなったというのが大きいんじゃないかな。(編集部注)
泉谷「ノウハウも溜まってきて。記事内容を、どうやって書くかと言うところでつっかえるのがなくなってきた、かな?」
永野「普段は、読まれているのかよくわかんないんだけど、この前のSMILEで、出演希望者がCLIPのMESSAGE欄を見て応募してきたとあとで聞いた。あれは嬉しかったね」
泉谷「私はバーベキューが面白かった。CLIPのイベントって知れ渡ってなかったけど、CLIP発でああいうつながりがこれからもあるといいね」
永野「そのバーベキュー行けなかったんだよなあ。就職活動だったからかな?代わりに僕は慶應ジャーナルの集まりにも行ってきました。なんか次はCLIPも主催者側にまわってくれって言われたよ」
泉谷「確かに、SFCが全体的に閉塞感があるので、そういう新しい風に触れるようなきっかけを作り出したい。CLIP主催の講演会とかやりたかったな」
永野「なんか来年はそういう方向もあるらしい?ああそうそう、最近、SFCの広報さんが頑張ってるじゃん」
泉谷「あっちって、アクセス数だとCLIPは完敗なので、SFCの公式な広報は広報にまかせて、もっと別のシリーズとかを充実させていくほうがいいと思うのね。内容的に理想に近づいてる気がするけど。」
永野「もうひとつの今年の特徴は、4月からブログ形式になったことでしょう」
泉谷「もっとコメントを書いて欲しい。ブログのコメント欄で、CLIPの説明不足がわかるというのが望ましいと思う」
永野「ああそういえば、ITCのひとがコメントで補足してくれたっていうのもあった」
泉谷「そうそう、当事者が出てくるのね、冨田さんとか」
永野「CLIPからトラックバックしたことってあったっけ?」
泉谷「TOKYO DESIGNER’S WEEKでやったよ。ああいうのは、もっとやったほうがいいね。あっちの人にも、CLIPからトラックバックが来たことに喜んでもらえたし」
泉谷「ああいうのって、学校として支援していることじゃないから、CLIPが応援しているということを言えたので満足。あのネタは誰かの個人ブログで見つけたもの、だったかな?だからもっと個人ブログとかネットに情報を載せて欲しいと思うのね。そしたらCLIPがトラックバックするから。みんなのブログを収集したいよ。もっとコメントやトラックバックを利用しよう」
永野「もっと使わないとねー」
泉谷「グーグルニュースみたいなのになりたい。今年いちばん印象に残った記事は?」
永野「何があったかなあ?」
泉谷「孫福さんとか?」
永野「ああああ、孫さんは個人的にもお世話になったから、電話かかってきたときはびっくりしたなあ。かなりショックでした。そっちは?」
泉谷「私はねえ、SFCプラザの火事かな?実はあれ、最初は取材拒否されたっていうか…まあ、当事者なら書いてほしくないのは当然だよね。どうしようか割と悩んだんだけど。大分からSFCを見に来た学生に、「急にPLAZAが閉まっててびっくりしたけどあの記事のおかげで何があったのかよくわかったよ」って言ってもらえて。嫌われるような取材もせねばとは思うようになったね。内容まではSFCの広報に載らないようなこととかね」
永野「ああ、村井教授の脱税疑惑とか?」
泉谷「古いなー、最近もSFCアワードの取り消しとかあったじゃん。ああいうのって、実際に取材に行かないとわからないから、聞いてよかった。学校の広報じゃ出せないことだしね。そんなとこかな?」
(編集部注::SFC CLIPは、2001年3月に、当時の中島洋研究室のプロジェクトとして始まりました。2002年3月の中島教授退職により、現在の小檜山研究室所属となりました。)