9日(金)、SFCのファカルティクラブ「タブリエ」にてSFCスペイン舞踊部が公演「!Oiga por favor! The Flamenco of the night.」を開催した。キャッチコピーは「タブリエがタブラオになる日」。本場の「タブラオ」を演出できる場所を探していたスペイン舞踊部とイベント好きの「タブリエ」マネージャーが意気投合して実現した。パーティ以外のイベントで「タブリエ」が利用されるのは今回が初めて。

「タブラオ」とは「板張りの舞台をもつ店」のこと。フラメンコを見ながら、酒と食事が楽しめる店を指す。当日は約100名が訪れて「タブラオ」を体験した。500円でワンドリンクがつき、観客は「生のダンスに鳥肌が立った」「料理の量が少なめだが美味しい」と語っていた。会場では「SFCをフェアトレードキャンパスに」を合言葉に活動する学生有志団体によるフェアトレードのコーヒー、紅茶、クッキーの販売があり、休憩時間には列ができるほどの大盛況となった。

ところで、今回のような公演を行うことについて「タブリエ」の加藤教夫マネージャーは「部屋と椅子などの備品は大学のものです。照明などの機材は学生さんの方で用意していただく必要があります。こちらから提供できる料理や飲み物については、遅くとも1週間前までにご連絡いただければ打ち合わせをしてご要望をお聞きすることができます。せっかく場所があるのですから、パーティだけでなく、こういった公演などにもどんどんご活用いただければと思います」とコメントした。

最後に、およそ1時間半の公演を終えたSFCスペイン舞踊部代表の室伏真奈さん(環2)は「今回の公演は、スペイン舞踊部として初めての試みでした。タブリエ、音像工房、エントロピーというたくさんの方のご協力によって、素晴らしい舞台を作り上げることができました。お客様と笑顔を交換できて、嬉しかったです。ただ、ただ、皆様に感謝です。スペイン舞踊部をSFCの皆様にもっともっと知って欲しいなぁと思います。有難う御座います♪オレ♪」と
SFC CLIPの取材にこたえた。