8月1日から9月6日までの40日近くの期間、SFCに乗り入れている神奈中バスが夏季休校ダイヤに切り替わる。長期休暇などで実施され、平日でも2割程の本数が減るこのダイヤと通常ダイヤの違いを探ってみた。

休校日ダイヤで変化があるのは、湘南台とSFCを結ぶ「湘23」系統とツインライナーが運行される「湘25」系統。同じ区間の1割程度の本数を占める笹久保経由の「湘24」系統や、辻堂駅への「辻34」系統は年間通して同じダイヤである。
 対象となる2系統でも、日祝日のダイヤは同じ。平日や土曜の始発バス・最終バス・深夜バスについても変化はなく、普段は本数が多い時間帯のバスが減少している。
 「湘23」系統については、湘南台駅発が平日で74本から67本、土曜は49本から46本など、5本前後しか減っていない。本数が最も多い午前10時台の湘南台駅発は、休校日も変わらず9本。しかし、前後の早朝や昼前の時間帯で本数が若干減っていた。
 対照的なのがツインライナーの「湘25」系統。SFC発が平日は38本から19本、土曜は29本から17本と大幅に減ってしまう。特に夕方のSFC発は、学期中なら10数分おきに見ることができるが、土曜は1時間に1,2本。休校日ダイヤは「ツインライナーに巡り会いにくいダイヤ」と言うことができそうである。
 ちなみに湘南台-SFC間を走るバスの、通常ダイヤでのツインライナー率は約30%、休校日ダイヤでは約20%である。