慶應義塾大学SFC研究所アンワイヤード研究コンソーシアムでは、1月13日(火)-1月23日(金)の10日間に渡って、新時代の情報配信サービスである「ダイナミックデジタルサイネージ」の実証実験を行う。


 ダイナミックデジタルサイネージとは、ディスプレイの周囲に居る人々の属性にマッチしたCMや地域情報等を提供するという新しい形の情報配信サービスだ。実験中は、学生や職員の希望者に性別や趣向等の情報を入力した電子タグを携行して貰う。メディアセンター、サブウェイ、本館前バス停付近に設置されたディスプレイに、その周辺の人々が持った電子タグにマッチした情報が表示される仕組み。

既に設置されたバス停脇のディスプレイ

既に設置されている、バス停脇のディスプレイ
 被験者として電子タグを携行する学部生、院生、ならびに職員は現在募集中。応募の締め切りは13日(火)であり、応募資格は1月13日(火)から1月23日(金)の10日間のうち、少なくとも5日程度はSFCに来られることとなっている。
 被験者が協力を求められる内容は、性別、学年、食嗜好、誕生月、似ている芸能人、メールアドレスの6つの属性情報の提供と、支給される2つの電子タグの携行ならびにその電池交換、そして実験期間終了後のWEBアンケートへの回答となっている。既に、電子タグの配布がサブウェイにて行われており、その場で登録して実験に参加することも可能だ。