19日(月)、残留届をネット上で提出する新システムの試験運用が始まった。2月10日(火)までの試行期間中に問題点を洗い出し、改善を行った後、4月から本格的な運用が始まる予定。


 学生は残留する日の18:10-23:00の間、SFC-SFS上の、残留理由となる授業のページから残留届を提出できる。記入内容は残留場所や理由、緊急連絡先など。それを基にしたリストを手に警備員が巡回、残留者を確認するという仕組みだ。23:00までに提出できなかった場合は、翌3:00までに提出する。
 従来は、巡回中の警備員が学生に残留用紙を渡し、記入してもらうという形式だった。この用紙配布をなくすことで、警備員が学生の残留用紙記入を待つ手間を省き、残留している学生の把握をスムーズかつ正確に行えるようになる。これにより、学生に事故などが起きた場合の対応も速やかになる。
 現時点では、語学のSAや聴講中の授業など、SFC-SFSに表示されないものを理由とした残留届を提出できない、残留のキャンセルができないなどといった問題が挙げられている。学生支援ではそれぞれ、SFS上でカテゴライズしにくい理由については従来の用紙提出を併用する、キャンセルの旨は直接警備室に言って伝える、などといった対応策を考えているという。
 システムの運用に関わる学生支援担当課長は、「システムをより良いものにするため、学生の皆さんもご理解とご協力をお願いします」と語る。システムについての意見や提案は、学生支援窓口やメールにて伝えることができるので、何か気づいた点があれば、積極的に伝えてみよう。
 学生支援メールアドレス:[email protected]