義塾水泳部競泳部門の福岡茜選手(環3)は11日(土・祝)・12日(日)、東京辰巳国際総合水泳場で行われた、第53回日本選手権(25m)水泳競技大会に出場。100メートル平泳ぎで2位に輝いた。


 義塾水泳部競泳部門の福岡選手は大会初日の11日、女子100メートル平泳ぎの予選第2組に出場。第2組トップとなる1分06秒87で泳ぎ、全体の2位で予選通過。
 また、同じく女子100メートル平泳ぎの予選第3組に木屋川内千穂選手(総2)も出場。1分07秒62で予選全体の8位タイとなる。ここでレギュレーションにより抽選が行われ、木屋川内選手も決勝への進出が決定した。
 決勝では、福岡選手がセンターコース隣の5コース、木屋川内選手が8コースに入った。決勝では前半からセンターコースの鈴木聡美選手(山梨学院大)が飛び出し、福岡選手が2番手で追う展開に。木屋川内選手は端のコースで苦しいレースを強いられた。
 鈴木選手の独走を許すも、福岡選手はそのまま2位をキープしゴール。1分06秒27で自己新記録を塗り替えた。木屋川内選手は8番目に1分08秒44でゴールしたが、失格者があり7位に入賞した。
 この競技で優勝した鈴木選手は短水路日本新記録を樹立した。

選手 学部学年 記録 順位
福岡茜 環3 1:06.27 2
木屋川内千穂 総2 1:08.44 7

日本選手権(25m)水泳競技大会は元々、日本短水路選手権水泳競技大会と呼ばれていた。長水路と呼ばれる片道50メートルのプールではなく、片道25メートルの短水路プールで競われる。ターンの回数が増えるため、一般的に記録は長水路より速くなるとされている。
 なお、義塾水泳部競泳部門を引退した立石諒選手(環4)はNECグリーンスイミングクラブ玉川所属として出場。男子100メートル平泳ぎで北島康介選手が持っていた短水路日本新記録をやぶる57秒20で優勝。男子200メートル平泳ぎでも2分03秒82で優勝し、2冠を達成した。
 大エース立石選手が引退したあともSFC所属の競泳選手の成績は明るい。OB・現役ともどもこれからも応援していこう。