湘南藤沢ITCは6日(木)、SFC構内の無線LAN環境の変更予定を発表した。現在、構内で利用できる無認証環境でのインターネット接続ができなくなる他、個人証明書を利用した環境「CNS」の設定も変更される。変更は2013年4月1日。


 従来から存在する無線LAN環境は無認証で解放されている。そのため、特に申請や証明書のインストールを行なわなくても利用することができ、自由に使えるネットワークとして公開されてきた。最近では、個人証明書を利用して認証する環境「CNS」への移行のため、利用可能なサービスの制限が行なわれてきた。




 今回、発表された変更予定によると、2013年4月1日より無認証環境を通してのインターネット接続ができなくなり、塾内のWEBサイトやサービスしか利用できなくなる。塾内のWEBサイトは従来通り閲覧できるため、無線LANの設定や各種アカウントの設定は利用できる。

無線LAN



 また現在推奨されている、個人証明書を利用して認証する環境「CNS」についても、設定がより安全なWPA2-AES形式に変更となる予定。湘南藤沢ITCは、現在のWPA-TKIP形式も運用は続けるとのことだが、早めに更新を行いたい。
 インターネットや学内WEBサイトを頻繁に利用するSFC生。その基本となる無線LAN環境の変更は、影響が大きいはずだ。現在、無認証の無線LAN環境を使っている人は、今のうちに個人証明書を利用した環境に移行しておくとよいだろう。